植物図鑑をご紹介/電子書籍編
Tac所有の電子書籍の植物図鑑を紹介します。
◎題名
・著者(敬称略) ・出版社
・ページ数 ・値段(購入時のもの)
・著者(敬称略) ・出版社
・ページ数 ・値段(購入時のもの)
Good-ここはいいなと感じたところ
Umm-これはどうかなと思ったところ
総評
このように記述していきます。
「野草図鑑」「樹木図鑑」「木の実図鑑」等ありますので、分かりやすいように分けて紹介します。
![]()
・1ページ1種掲載のものは写真が4枚あり、分かりやすい
・近似種や似ている野草を1ページ左右に分けて掲載されているものもあり比べやすい
・巻頭に栽培法、巻末に植物での遊び方が記載され、楽しい
索引カテゴリは、各季節に「人里」「山地」「湿地」「海岸」のサブのカテゴリがあるけど、この分け方はとても曖昧になってしまいます。
たとえば、ツワブキは「湿地」「海岸」カテゴリになっているけど、「人里」にも生えています。
「探す」図鑑としては改善の余地あり、と思います。
なので、フィールドで使うよりも、写真を撮って家で調べるタイプの図鑑です。
・写真が2~5枚使用し写真が少ないものは特徴が分かるイラストがある
・少しだが季節の樹木も掲載されていて散歩に役立つ
少しですがその季節の樹木の花も載っていて、これも散歩を楽しくさせると思います。
秋以外の春夏冬を二つに分け、花のページには花期を月で表示してあります。
ここがちょっと疑問。
月分けをするなら、一つの季節を二つに分ける必要があるのかな、と。
こんなこと気にしていると、長生きできないな。
でも分けた季節の名が「早春」「陽春」「初夏」「盛夏」「初冬」「厳冬」となっていて、歳時記みたいでかっこいい。
色分けした花のサムネイル索引があるので、探しやすいです。
街中散歩のお供に最適です。
・1種に写真を2~5枚使用し写真が少ないものは特徴が分かるイラストがある
ページレイアウトは上と同じ。
「散歩の花図鑑」と同じく、季節分けが「早春」「陽春」「初夏」「盛夏」と秋になっているのになぜ月分けがあるのか?、です(;^ω^)
冬がないのは、山里は雪に埋もれるところが多いし、気温が低くて野草も地表に出てこないってことでしょう。
Tacはこの本が好きですがその理由は、最初に掲載している野草が「カントウミヤマカタバミ」だから。
スミレが咲くころの高尾山に登ると、この野草がスミレと一緒に咲いています。
それを見るのがとても好きなんです。
こちらも花色のサムネイル索引があります。
この本、紙本でも持っているのに安さにつられて買ってしまいました(;^ω^)
ま、いつも持ち歩いていると思えばいいか…と自身を納得させてます。
同じ本を買うのは老化現象…
・イラストを多用していて見分けポイントが分かりやすい
・有毒や薬用などの記載もあり勉強になる
・950種と掲載種が多い
写真での同定に、非常に役立ってくれている本です。
ツユクサにも数種類あり、外来種まであるのをこの本で知りました。
巻頭にある「帰化外来種基礎知識」もとても考えさせられました。
つねづね「見分けはイラストが有用」と唱えてきましたが、まさにこの本がそのお手本のような感じです。
その分、徹底的に(言いすぎかな)写真が少ない。
ま、ここまで削ればいさぎ良いか。
野草探索する方は、持っていて損はないです。
・1ページに5~6種掲載なので写真が小さい
・解説が少ない
野草雑草図鑑には載っていない逸出種を調べるのに購入。
花色のサムネイル索引に1/3ものページを使うという大胆さ!
その分、1ページ5~6種掲載、それぞれ写真1枚とがっつり圧縮されています。
解説も少なく、題名のごとく花の名前が分かればいいというコンセプトの本です。
公園の植栽や逸出種の当たりを付けるのに役立ちます。
・ページ数は少ないが586種掲載
逸出種の名前を知るために購入。
1ページに2~10種の掲載と、統一感はありません。
紙本がA4サイズなので、10種掲載ページも写真が小さすぎるってことはないかもしれません(紙本を手に取ったことがないので想像です)。
Kindleでは400%拡大しても花の形状が分からないものもあります。
当然のことながら、解説は栽培の注意点などです。
逸出種特定では、活躍することは少ないかな。
もちろん園芸種の栽培をする方には有用だと思います。
・巻末にスミレに関する情報が満載
現在、発行されているスミレ図鑑では1番の掲載量だと思います。
解説も細かく、見分けのポイントも多く載っています。
スミレ好きには持っておいてほしい本です。
巻末の1/4ほどはスミレの情報が満載です。
カメラで撮影する方に参考となることや、海外のスミレのことなども書かれています。 著者自身がスミレフリークと名乗っていますので、その部類に入る方は持っているべきでしょう。
Tacはフリークではなく、単にスミレ好きの部類です。
レイアウトはシリーズのほかの図鑑と同じですが、野草と違い、特徴に樹皮が入るので、写真が少ないと物足りなさを感じてしまいます。
主要種には2~3ページを割いています。
サムネイルの索引は花色、実、葉、樹皮と4種類もあり、探すのにとても役立ちます。
・サムネイル索引の分け方が分かりやすい
・小口(ページの端)に分類が2カ所あるが必要をあまり感じない
花の色で分けず、咲き方で分けていてびっくり。
花の色で分けると中間色のものは2色それぞれに掲載しなければならないが、この分類だとその無駄がない。
実も、色ではない特徴で分け、樹皮は、模様で分けられ、葉は、葉自体の特徴や枝からの出方で分類されています。
植物用語を少しでも知っていれば、とっつきやすい図鑑(事典)だと思います。
写真に関してはGoodとUmmに書いた通り。
アップ写真だけだと樹木図鑑とは言えないんじゃないかな。
また、巻頭に必ずと言っていい”樹木部位名称”や”葉の形状”などの説明も存在しないという徹底はすごい。
”街路樹・公園樹”と”庭木”で分け、それぞれ開花順で掲載されています。
サムネイル索引や樹木情報がない分、目いっぱい樹木紹介にページを割いているので、600種ほど(正確ではありません)が掲載されていると思われます。
・解説が多い
むかし、母から言われた言葉です。
その頃は「ふ~ん」程度に聞いていましたが、植物に興味を持つようになって、よくわかりました。
近所の街路樹や植栽低木の同定には欠かせない本となっています。
1ページに1~2種掲載で、葉の写真以外は小さい写真があっても1枚ていどですが、葉から同定する図鑑なので問題はないかと思います。
葉の形状のサムネイル索引で当たりを付ける方法ですが、サムネイル索引の前に細かい解説があるので、植物用語を知らない方でも調べやすくしてあります。
Ummに書いた「横文字表記の学名索引がある」は、学者を目指す方などには必要かもしれませんが、そうでない人にはいらないな、って感じです。
ただ、この表記に興味を持って学者を目指す人もいるかもしれないので、そう考えるとまさにUmm・・・
・写真が白バックで実や葉の色や形状が分かりやすい
・掲載量が少ない
メインが白バック写真なので、色・形状ともに分かりやすくなっています。
全体像の写真はほとんどなく、木の実を特定するだけの潔い本です。
巻末にサムネイル索引がありますが、色や形状、枝からの付き方などで分けられておらず、ただ掲載順で置いてあるので、探しづらいかも。
掲載量が少ないので、同種の図鑑がもう一冊ほしくなりそう。

昆虫図鑑の選び方
昆虫図鑑、最初の1冊は?
野草図鑑
◎持ち歩き! 野草・雑草の事典532種
・金田 初代 文 金田 洋一郎 写真 ・西東社
・335P ・各 \299円(特別価格)

・その野草の情報や特徴が分かりやすく記載され、解説も納得できる量
・1ページ1種掲載のものは写真が4枚あり、分かりやすい
・近似種や似ている野草を1ページ左右に分けて掲載されているものもあり比べやすい
・巻頭に栽培法、巻末に植物での遊び方が記載され、楽しい
・索引カテゴリが季節分けしかなくサムネイルでの花色分けもないので探しづらい(コメント参照)
☆全体的にバランスの取れている図鑑だと思います。
索引カテゴリは、各季節に「人里」「山地」「湿地」「海岸」のサブのカテゴリがあるけど、この分け方はとても曖昧になってしまいます。
たとえば、ツワブキは「湿地」「海岸」カテゴリになっているけど、「人里」にも生えています。
「探す」図鑑としては改善の余地あり、と思います。
なので、フィールドで使うよりも、写真を撮って家で調べるタイプの図鑑です。
◎散歩の花図鑑
・岩槻 秀明 著 ・新星出版社
・255P ・\300円(特別価格)
・岩槻 秀明 著 ・新星出版社
・255P ・\300円(特別価格)

・1ページ1種なので見やすい
・写真が2~5枚使用し写真が少ないものは特徴が分かるイラストがある
・少しだが季節の樹木も掲載されていて散歩に役立つ
・索引の季節分けに少し疑問が(コメント参照)
☆街中の公園や、歩道の植栽に生えている花を掲載しているので、本当に散歩に役立ちます。
少しですがその季節の樹木の花も載っていて、これも散歩を楽しくさせると思います。
秋以外の春夏冬を二つに分け、花のページには花期を月で表示してあります。
ここがちょっと疑問。
月分けをするなら、一つの季節を二つに分ける必要があるのかな、と。
こんなこと気にしていると、長生きできないな。
でも分けた季節の名が「早春」「陽春」「初夏」「盛夏」「初冬」「厳冬」となっていて、歳時記みたいでかっこいい。
色分けした花のサムネイル索引があるので、探しやすいです。
街中散歩のお供に最適です。
◎散歩の山野草図鑑
・山田 隆彦 著 ・新星出版社
・255P ・396円(特別価格)
・山田 隆彦 著 ・新星出版社
・255P ・396円(特別価格)

・1ページ1種なので見やすい
・1種に写真を2~5枚使用し写真が少ないものは特徴が分かるイラストがある
・季節分けに少し疑問が(コメント参照)
☆上に紹介した新星社の「散歩のシリーズ」の1冊。
ページレイアウトは上と同じ。
「散歩の花図鑑」と同じく、季節分けが「早春」「陽春」「初夏」「盛夏」と秋になっているのになぜ月分けがあるのか?、です(;^ω^)
冬がないのは、山里は雪に埋もれるところが多いし、気温が低くて野草も地表に出てこないってことでしょう。
Tacはこの本が好きですがその理由は、最初に掲載している野草が「カントウミヤマカタバミ」だから。
スミレが咲くころの高尾山に登ると、この野草がスミレと一緒に咲いています。
それを見るのがとても好きなんです。
こちらも花色のサムネイル索引があります。
この本、紙本でも持っているのに安さにつられて買ってしまいました(;^ω^)
ま、いつも持ち歩いていると思えばいいか…と自身を納得させてます。
同じ本を買うのは老化現象…
◎帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種
・森 昭彦 著 ・秀和システム
・767P ・2,228円(特別価格)
・森 昭彦 著 ・秀和システム
・767P ・2,228円(特別価格)

・〇〇の仲間として在来種や近似種それぞれの特徴を示してあり分かりやすい
・イラストを多用していて見分けポイントが分かりやすい
・有毒や薬用などの記載もあり勉強になる
・950種と掲載種が多い
・写真が少ない
☆高額なんで買い控えしていたが、特別価格になっていたので購入。
写真での同定に、非常に役立ってくれている本です。
ツユクサにも数種類あり、外来種まであるのをこの本で知りました。
巻頭にある「帰化外来種基礎知識」もとても考えさせられました。
つねづね「見分けはイラストが有用」と唱えてきましたが、まさにこの本がそのお手本のような感じです。
その分、徹底的に(言いすぎかな)写真が少ない。
ま、ここまで削ればいさぎ良いか。
野草探索する方は、持っていて損はないです。
◎だれでも花の名前がわかる本
・鈴木 哲 著 ・講談社
・223P ・1,430円
・鈴木 哲 著 ・講談社
・223P ・1,430円

・園芸種の花を特定するのに最適
・花色のサムネイル索引だけで全ページの1/3を使っている
・1ページに5~6種掲載なので写真が小さい
・解説が少ない
☆主に園芸種の花の名前を特定する図鑑。
野草雑草図鑑には載っていない逸出種を調べるのに購入。
花色のサムネイル索引に1/3ものページを使うという大胆さ!
その分、1ページ5~6種掲載、それぞれ写真1枚とがっつり圧縮されています。
解説も少なく、題名のごとく花の名前が分かればいいというコンセプトの本です。
公園の植栽や逸出種の当たりを付けるのに役立ちます。
◎決定版 四季の宿根草図鑑
・荻原 範雄 著 ・講談社
・143P ・1,595円
・荻原 範雄 著 ・講談社
・143P ・1,595円

・宿根草の園芸種に特化
・ページ数は少ないが586種掲載
・レイアウトが統一されておらず見にくい部分あり
☆園芸種を栽培するための図鑑。
逸出種の名前を知るために購入。
1ページに2~10種の掲載と、統一感はありません。
紙本がA4サイズなので、10種掲載ページも写真が小さすぎるってことはないかもしれません(紙本を手に取ったことがないので想像です)。
Kindleでは400%拡大しても花の形状が分からないものもあります。
当然のことながら、解説は栽培の注意点などです。
逸出種特定では、活躍することは少ないかな。
もちろん園芸種の栽培をする方には有用だと思います。
◎増補改訂 日本のスミレ
・いがりまさし 著 ・山と渓谷社
・287P ・1,678円
・いがりまさし 著 ・山と渓谷社
・287P ・1,678円

・地上茎あり、地上茎なし、交雑種と分けて掲載されていて探しやすい
・巻末にスミレに関する情報が満載
・レイアウトに統一感はなく見づらい
☆日本のスミレに特化した図鑑。
現在、発行されているスミレ図鑑では1番の掲載量だと思います。
解説も細かく、見分けのポイントも多く載っています。
スミレ好きには持っておいてほしい本です。
巻末の1/4ほどはスミレの情報が満載です。
カメラで撮影する方に参考となることや、海外のスミレのことなども書かれています。 著者自身がスミレフリークと名乗っていますので、その部類に入る方は持っているべきでしょう。
Tacはフリークではなく、単にスミレ好きの部類です。
樹木図鑑
◎散歩の樹木図鑑
・岩槻 秀明 著 ・新星出版社 ・258P ・1,254円
・岩槻 秀明 著 ・新星出版社 ・258P ・1,254円

・サムネイルの索引が花色、実の色、葉、樹皮とあり調べやすい
・全体、花、実、葉、樹皮から3~4枚を1ページに掲載が主だが物足りない感じを受ける
☆新星社の”散歩シリーズ”の1冊です。
レイアウトはシリーズのほかの図鑑と同じですが、野草と違い、特徴に樹皮が入るので、写真が少ないと物足りなさを感じてしまいます。
主要種には2~3ページを割いています。
サムネイルの索引は花色、実、葉、樹皮と4種類もあり、探すのにとても役立ちます。
◎葉・花・実・樹皮でひける 樹木事典600
・金田 初代 著 ・西東社
・353P ・296円
・金田 初代 著 ・西東社
・353P ・296円

・アップ写真が多く見やすい
・サムネイル索引の分け方が分かりやすい
・アップ写真が多く全体像が把握しにくい
・小口(ページの端)に分類が2カ所あるが必要をあまり感じない
☆サムネイル索引が秀逸な本。
花の色で分けず、咲き方で分けていてびっくり。
花の色で分けると中間色のものは2色それぞれに掲載しなければならないが、この分類だとその無駄がない。
実も、色ではない特徴で分け、樹皮は、模様で分けられ、葉は、葉自体の特徴や枝からの出方で分類されています。
植物用語を少しでも知っていれば、とっつきやすい図鑑(事典)だと思います。
写真に関してはGoodとUmmに書いた通り。
アップ写真だけだと樹木図鑑とは言えないんじゃないかな。
◎改訂版 散歩で見かける 街路樹・公園樹・庭木図鑑
・葛西 愛 著 ・三省堂書店/創英社
・400P ・1,485円
・葛西 愛 著 ・三省堂書店/創英社
・400P ・1,485円

・レイアウトに統一感がある
・サムネイル索引がない
☆ページ数を取る、サムネイル索引がないのは潔い。
また、巻頭に必ずと言っていい”樹木部位名称”や”葉の形状”などの説明も存在しないという徹底はすごい。
”街路樹・公園樹”と”庭木”で分け、それぞれ開花順で掲載されています。
サムネイル索引や樹木情報がない分、目いっぱい樹木紹介にページを割いているので、600種ほど(正確ではありません)が掲載されていると思われます。
◎増補改訂 樹木の葉
実物スキャンで見分ける1300種類
・林 将之 著 ・山と渓谷社
・826P ・2,750円
実物スキャンで見分ける1300種類
・林 将之 著 ・山と渓谷社
・826P ・2,750円

・葉の写真が大きく白バックなので形状が分かりやすい
・解説が多い
・横文字表記の学名索引がある
☆「植物を見分けるのはまず葉っぱから」
むかし、母から言われた言葉です。
その頃は「ふ~ん」程度に聞いていましたが、植物に興味を持つようになって、よくわかりました。
近所の街路樹や植栽低木の同定には欠かせない本となっています。
1ページに1~2種掲載で、葉の写真以外は小さい写真があっても1枚ていどですが、葉から同定する図鑑なので問題はないかと思います。
葉の形状のサムネイル索引で当たりを付ける方法ですが、サムネイル索引の前に細かい解説があるので、植物用語を知らない方でも調べやすくしてあります。
Ummに書いた「横文字表記の学名索引がある」は、学者を目指す方などには必要かもしれませんが、そうでない人にはいらないな、って感じです。
ただ、この表記に興味を持って学者を目指す人もいるかもしれないので、そう考えるとまさにUmm・・・
専門図鑑
◎木の実の呼び名事典
・亀田 龍吉 著 ・世界文化社
・130P ・1,101円
・亀田 龍吉 著 ・世界文化社
・130P ・1,101円

・1種1~2ページで掲載され見やすい
・写真が白バックで実や葉の色や形状が分かりやすい
・サムネイル索引にもう一工夫ほしい
・掲載量が少ない
☆木の実のみを解説している図鑑。
メインが白バック写真なので、色・形状ともに分かりやすくなっています。
全体像の写真はほとんどなく、木の実を特定するだけの潔い本です。
巻末にサムネイル索引がありますが、色や形状、枝からの付き方などで分けられておらず、ただ掲載順で置いてあるので、探しづらいかも。
掲載量が少ないので、同種の図鑑がもう一冊ほしくなりそう。


